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「ケースワークはつまらない」か。

 昨日の研修の後の宴会で、とある参加者が「(生活保護)ケースワークなんてつまらない」「ケースワークなんてどれもおんなじことの繰り返しでしょ」という趣旨の発言を私に対してされた。
 その場では「そんなもんですかねえ」とへらへら笑いながら返事をしておいた。
 後からその言葉がどうも頭の中を渦巻いて、寝付きが悪かった。
 発言をした人はずっと一般事務職の方なので、そういう考え方をされても不思議ではない。一般事務職の公務員のある程度の数の人々は(あるいは大多数は)そう思っているのかもしれない。
 介護保険制度は社会保障制度であって、社会福祉制度ではないという考え方も、一つの考え方としてあるだろう。 
 しかし、あえてたてまえ論をすると、介護保険制度を支えるケアマネジメントには、ケースワーク・ソーシャルワークの理論・思想・志向性が大きく反映されている。極論をすればケアマネジメントとはソーシャルワークの一部あるいは下位概念であるといってもいいと思う。
 「ケースワークはつまらない」と思う人が作り上げて行く介護保険制度は、たとえ持続可能であっても、利用者と制度とのかかわりの問題点を解決する方向に向かって行かない思う。
 福祉職的・あるいはソーシャルワーカー的価値観を今の職場(所属課だけではなく、役所全体)の内部で共有するのはとても難しい。
 自分はその中でもケースワーク(公的扶助だけではなく)にこだわっている古いタイプのソーシャルワーカーなのだろう。
 ある人にとって、(生活保護)ケースワーカーの仕事がつまらない。面白くない。ということはあるだろう。
 しかし僕にとってはつまらなくなかった。
 僕にとってはケースワークは同じことの繰り返しではなかったことを明記しておく。

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